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第6曲 一日千秋

작가: あるて
last update 게시일: 2026-04-22 06:00:47

「わざわざ家まで送っていただきありがとうございました」

 ハプニングはあったものの、どうにか無事にツアーを終えた翌日、空港で五代さんが借りてくれたレンタカーに乗っていた。

「いえいえ。一刻も早く帰りたかったでしょうから」

 悪戯な笑顔でウィンク。こういう仕草も似合うのが羨ましい。

 そうこうしているうちに愛しの我が家に到着。玄関先につけてくれたので、もう一度お礼を言う。

「これも仕事で推し活の一環ですから。推しを送迎できるなんて他のファンからすれば垂涎ものですよ」

 趣味と実益を兼ねているのはある意味羨ましいものがある。それを言えばわたしもそうか。

「それより早く帰ってあげた方がいいんじゃないですか? みなさん首を長くして待ってる様子ですよ」

 そう言われて後ろを振り返ると、姉妹たち全員が玄関の外にまで出てきていた。

「うぉ。びっくりした。それじゃ、帰ります。どうもありがとうございました。あと、例の件、こちらから連絡しますのでその時はよろしくお願いしますね」<

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